人間関係の鍵を握るもののひとつは、コミュニケーションです。
内容は、もちろんのこと、言葉遣い、心遣い、気遣い、表情、body language(仕草)、伝達手段、タイミング、声のトーン、間の置き方など、様々な要素が含まれます。
伝達の意図を直接的に伝えるのか、間接的に伝えるのか、遠まわしに言うのか、におわすだけにするのか、全部言ってしまうのか、それによって、結果は、まったく違うものになることだってあるでしょう。
本当に意図するところを理解してもらえるように伝えることは、簡単ではありません。気を使い、工夫すれば、必ず成功するというものではないからです。でも、意識を向けることで、改善はいくらでも可能です。
ICETのプログラムが目指す第4は、
4 Establishment of wider relationships with better communication
  コミュニケーション能力を付けることで良い人間関係を広く築く
というものです。
コミュニケーションは、言葉、言語だけではないので、単に、コミュニケーション能力と言っても、文化背景や育った環境や性格などいろいろなものが絡み合います。それらのいろいろな要素が効果的に組み合わされば、そこには、良いコミュニケーションが生まれてくることでしょう。
留学してくる生徒たちの場合には、英語圏の国に来ますから、コミュニケーションは基本的に英語になります。
英語がブロークンでも、文法的にどうであっても、意志を通じさせようと、ともかく一緒にいて話をするという姿勢を始めから持っている生徒。
文法が正しいと自分の中で確認ができるまで口を開かない生徒。
話が大好きで、日本語だといくらでも話すのに、英語になると、頑なに黙ってしまう生徒。
仲良しの友達の間ではよく話すけれど、全体の中になると黙ってしまう生徒。
日本語でも英語でもほとんど会話らしい会話をしない生徒。
ホストに、学校でのできごと、教わったこと、友達のこと、自分の気持ち、出かける際の詳細な情報などを伝達する生徒、宇宙や政治や映画やコメディやニュースなど様々な話題を楽しんでいる生徒、お料理を通して会話を弾ませている生徒など、ホストとの会話を充実させている生徒たちの英語力の伸びは、やはり速いです。
一方、部屋に閉じこもる時間が多く、夕食の際にも何も言わず、質問されても最小限の言葉のみの反応しかしなければ、会話力が伸びないだけでなく、ホストとの絆も深いものにはなりません。
卒業生たちの様子を見ますと、こちらのキャンパスで友達となった人々と、大学に入ってからも、社会人になってからも交流が続いているケースがたくさんあります。また、ホストファミリーと深い絆を築いた場合には、5年後、10年後に訪ねてくる生徒たちもいます。文通がずっと続いているという生徒はたくさんいます。
今の世界ですから、友達がNew Yorkにいる、パリにいる、ロンドンにいる、というのは、ちっとも珍しいことではなくなってきています。ビジネスの協力を得る人たちもいます。
そうしたものは、良いコミュニケーションから生まれた財産です。
様々な考え方や姿勢を持つ生徒たち全員のコミュニケーション能力を高めることを、ICETの先生やスタッフたちは、ホストファミリーの協力を得ながら、常に考えています。形の上でも、気持ちの上でも、コミュニケーションがあれば、そこには、良い人間関係が生まれます。ほんのちょっとした気遣い、意識、きっかけで、コミュニケーションは常に進歩し、改善されていきます。
ここにいる間に、たくさんの財産を蓄え、将来に持っていって欲しいですね。

ID Cardは、馴染みのある言葉です。

その元になっているIdentity(アイデンティティ)となると、その言葉の意味を誰もが正確に把握しているわけではなく、自分のidentityをしっかりと理解し把握している人は、さらに少ないかもしれません。

精神的に大人になるということには、自分をしっかりと理解することがひとつの要素になります。自分をしっかりと理解するということは、自分のidentityを把握するということです。

自分が自分たる所以、人とは違う自分を成すもの、自分を創り上げているもの、自分を突き上げるニーズ、自分の軸となっている価値観など、自分が誰なのか、自分が何なのか、それを作っているものがidentityです。

内部から自分を理解するidentityもあれば、普段の人間関係、人々に見える自分の言動、社会的な地位や組織の中の自分の立場を通して周りの人々が自分を理解するidentityもあります。

内も外も含めて、自分を理解することができれば、生きることはとてもらくです。なぜなら、自分のidentityがわかっていれば、偽ることも、飾ることも、ムリすることもなく、ごく自然に、正真正銘の自分で生きることができるからです。

CAPDの授業で、2時間をかけて、それぞれのidentityを成すものが何であるかについて考えました。

日本を出た瞬間に、自分のidentityのある要素が明確に浮かび上がってきます。日本人、日本の文化、日本の伝統、日本の歴史、日本の流行、日本人のものの見方、考え方、日本語、方言など、今まで、自分を意識する中には無かった要素が、否応なく自分に突き付けられます。それが、異文化の中で暮らす自分に対して他の人々が持つidentityであり、そして、自分も必然的にそれを意識する機会が頻繁に起こります。

ホストファミリーでお世話になって全く違う家庭生活を体験することで、すべてが当たり前であった日本の家庭、家庭環境、家族、家族の性格、生活様式等々を客観的に眺めることになり、そこでも、自分のidentityを感じることになります。

また、日本の文化、日本人というものを外から眺めることで、そこでも、自分のidentityを感じます。そして、宗教や言語や習慣や民族やその他様々な要素を通じて、他の人々のidentityをより鮮明に観察し理解することができるようになってきます。

人間、誰もが、何千年、何万年と続く先祖からの遺伝子を受け継ぎ、それぞれのDNAを持ち、それぞれの個性を持ってこの地上に生命を授かります。

一人として同じ人はいません。それなのに、みな、比べるのです、自分と人を。比べる必要もないのに。

一人として同じ人がいなければ、一人ひとりは、みな、特別です。違っていて当たり前であり、違っているから魅力を感じるのです。

子どもたちには、早い年齢で、このことを理解し、自分のidentityについての関心を抱いて欲しいと思います。

それぞれがみな特別であれば、それを誇り、それに自信を持ち、それを愛することができるでしょう。

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2学期は忙しい学期です。

日本語のボテンティア活動のリーダー、ハルノさんとアユミさんは、よく動いています。もちろん、参加者全員が。

6月末のURA Forumの1年組みの代表は、ユリナさんとミズホさんが努めています。Meetingにも欠かすことなく出てきています。

6月上旬には、Blacktown Girls High Schoolで開催されるCarnivale(カルニヴァーレ)という他民族多文化のお祭りに招待されています。それにもいろいろな出し物があり、ICETの生徒たちが用意しなければならないものがあります。

ミユさんとマオさんが今日からそのリーダーを引き受けることになりました。

2学期に入り、やらなきゃ、というみんなの気分の高揚が感じられます。

Global Issuesのクラスで、Canberra Tripを自分たちの映画にして発表する課題が出ていて、その発表が明日。放課後、生徒たちが、一生懸命作成に精を出していました。

あるグループでは、作成中にPCがフリーズし、それまで作りあげたものがすべて白紙に戻ってしまったという悲劇が起こったようです。でも、「ヨシ、ホストの許しを得て、3時間かかっても、一晩中かかっても、自分が(グループの代表として)仕上げる。だから、任せて!」と力強い言葉を残して下校した生徒もいました。

明日の成功を祈っていますネ。

 

 

 

精神的に大人になる。
3 Maturing emotionally
  精神的に大人になる
これが、ICETのプログラムの3番目の目標です。
これは、自己の理解と自立に大きく関係しています。
依存している間は、自立できません。自立できないと、精神的に大人になることができません。
自立の中にはいろいろなことが含まれています。自分の身の回りの物の管理、時間の管理、部屋や持ち物の整頓、連絡事項の伝達、学習に対する基本的な姿勢などがその主なものです。
これができているとこちらでの生活も学習も、すぐに、進歩・成長に向けた入り口のステップに立つことができます。そして、さらに、深いところでの精神的な自立、つまり、自分のアイデンティティの確立につながっていきます。
自分のアイデンティティが確立して初めて、自分はこういう人間になりたい、こう生きたい、だから、こうする、という筋道が見えてきます。
自分のことがきちんとできないと、ひとつひとつ注意され、誰かの世話になり、本人も周りの人々もみな負担を感じることになります。
この状態は、誰にとってもかわいそうです。
生徒は、したいことがあっても壁にぶつかるのは、親のせい、先生のせい、友達のせい、環境のせいだと思っているのに、周りの人々は、あれを直せ、これを直せとうるさく言ってくる。わけがわからない。一人にしておいて欲しい、と思うでしょう。
一方、周りの人々は、その生徒が自立していないために、いろいろなことがスムーズに行かないし、見ていても歯がゆいし、後始末をして歩くのは筋が違うし、なによりも、そのままで行ったら将来困ることになるだろうと思うから、注意せざるを得なくなります。
自立していない生徒には、まだ、自分が自分の行動に責任を持つという「精神的自立」がまだ成り立っていないので、「自分の人生は自分が創るものである」というところに到底およばないのです。
自分の周りにある壁は、自分の行動あるいは行動の欠如の結果であることを認識し始めると大きく前に進みます。自分の行動に責任を持たなければならない、そして、責任を持てる人間は自分だけしかない、という意識が鮮明になってようやく、精神的な自立の道を歩み始めることになるからです。でも、時間がかります。16年間してこなかったことを1年でやろうとするのですから・・・
「親の役目は、子どもを自立に導くことだと信じている」と先日の欄で申しあげました。「思う」ではなく、「信じている」という言葉をあえて使ったのは、ICETのこれまでの歴史の中で、すでに自立している子どもたちと留学してきてから自立するための生活学習をする子どもたちの間には、1年の留学の成果において、そして、英語学習の上において、雲泥の差があることが歴然としているからです。
その差をいやというほど毎年如実に目撃しているので、やはり、自立は、親子の間のものであり、そして、家庭で教えられるべきものだと強く感じるのです。
子どもが自立し、精神的に大人になっていく過程は、親にとっては、嬉しい反面、寂しいものでもあります。頼られていた自分が徐々に必要とされなくなっていく過程は、手の平から砂がサラサラとこぼれ落ちていくように、何か儚い思いを抱かれる方もおありでしょう。
子どもが自立するということも、親が子どもを自立させるということも、両方とも大変なことなのですね。日本全体に子どもを甘やかせる風潮がある中では、余計に大変なことです。
でも、その過程が成功したら、子どもは間違いなくすばらしい大人に成長していきます。そして、強さと熱意と夢と情熱をもって自分の人生を拓いていきます。
マオさんからの投稿がありました。

「オーストラリアに来て約三ヶ月がたちました。Term1の最初は、正直右も左も分からないまま時間だけが過ぎていく感じでした。自分の意見があるのに伝えられないし、正直色んな事に戸惑っていました。それとは逆に、毎日が新しい事だらけで色んな発見もありました。

日本にいては分からない事、現地でしか伝わらない魅力など、全ての事が新鮮で、わたしは今の生活にとても満足しています。

先週からTerm2が始まりました。

少し遅いですが、Term2からconcert band clubに入りました。楽器はpercussion(打楽器)です。

全ての事に自分の力を最大限に発揮できるよう頑張りたいと思います!」 by Mao

 

 

スーパームーンなるもの、世界中の人々が月の美しさに改めて魅せられたことでしょう。
満月の際に、月と地球の距離が最も近くなる現象なのだそうですが、今回のものは、ここ100年で一番近いものとのこと。それでも、約36万キロも離れているのですね。
私が毎月、星座や月の話をするので、生徒たちが笑います。「出た!」と。
星座には、ギリシャやローマの神話の物語があり、そして、月からは不思議な力が伝わってきます。少しでも、ローマ神話やギリシャ神話に関心を持つ生徒が出たらいいな、という思いからなのですが・・・
今は、おうし座ですが、今回の満月はさそり座です。おうし座は、周りの美や快適さを感謝し、楽しみ、毎日の生活に足を着けてしっかりと進んで行きます。さそり座の満月は、毒をもって制すほどに強烈なので、意識を覚醒し、変化や変身をもたらすものです。
月を見て、自分にどんな変化、どんな変身が必要とされているのか、新しい発想、新しいやり方が何に対して必要とされているのだろう、といったことを考えていました。
たまたま写真を撮りましたので、掲載します。
   
 
夜明け前のもの、空が白んできてからのもの、夕刻のものなど、いろいろな時間のものが混じっています。入り江や海の水面を照らす月の光は、なんともいえなく幻想的です。
話しが飛びますが、金曜日に、URA Forumの初めての話し合いがありました。URA Forumというのは、Understanding, Respect & Acceptanceのそれぞれの頭文字を取っています。違う文化や言葉を持つ若者たちが一堂に会し、価値観の違いや文化の違いを超えて、共存をめざすために何が必要なのかをディスカッションする場です。
名前は、文字通り、違いを「理解し」、「敬い」、「違いがあることを受け入れる」という意味です。フォーラムは、古代ローマで長老たちが集まって議論を戦わした場です。現代の若者たちに、たくさんの意見交換をして欲しい場です。
URA Forumは、ICETのひとつの大きな教育の場、交流の場となっています。今年は、他校からのリクエストもあり、1日ではなく2日に渡って開催することになりました。今までのやり方だけでは、2日間を本当に充実したものにはできません。新しい発想が必要なのです。
さそり座の満月は、フォーラムに関して、たくさんのアイディアを運んできてくれました。
目的を成就するために必要なことの2つ目は、己の理解と自立です。
2 Development of self awareness and independence
  自身に対する理解と自立
自分については理解しているようで、実は、一番理解し難いのではないでしょうか。自分と一番長く付き合っている人間は自分自身なので、本来、一番わかっていて然るべき存在です。しかしながら、人間には、エゴがあり、面子があり、体裁があり、へんな誇りがあるために、自分を騙すことを平気で、というよりも、無意識にしてしまいます。
しかも、相手が違えば、それに合わせる自分の内面がカメレオンのように違う面を出すので、どれが本当の自分なのかがわからなくなります。周りの人々を鏡として映す自分の像は、相手によって違うものに見えるかもしれません。そうなると、どれが本来の自分の像か混乱します。そういう全部の違う像が、自分という全体像を構成している要素であるにもかかわらず。
また、備えてきた認識、良識、常識などが、場によって、囲む人々によって、時によって、いろいろな声が頭で、心で、聞こえてきます。
さらに、人々が、自分に対して人それぞれに違ういろいろな評価を出してきます。
それゆえに、自分を本当に理解するということは、決して簡単なことではありません。それが、自分を形成しつつある十代の青年たちであればなおさらのことです。
留学は、これまで積んできた常識や考えや、これまでの自分に対する理解などを大きく揺るがせ、時には、ひっくり返してしまいます。新しい体験の中で、いろいろな自分に出会い、自分のアイデンティティを問う場面に何度も遭遇します。
そこで、初めて、自分は誰かと言うことを問い始めるのです。そこから、自己を理解することの道が始まります。
自分を理解することほど、自分に強い力を与えてくれるものはありません。
自分の価値観を知り、自分が物事に対して何を機軸にして判断を下すのか、自己の限界がどこにあるのか、どういう時にどういう反応をするのか、何がストレスの原因となるのか、本領を発揮できるところがどこにあるのか、注意せねばならないことは何なのか、自分がどういう人間関係を好むのか、自分の弱みとなる部分は何なのか、なぜそれが起きるのか、なぜ自分はその行動を普段起すのかなどなど、自分に対してのいろいろな理解をこの年齢で深めることができれば、将来の自分の望む道を切り拓く堅固な土台を築くことができます。
自立は、自分の道を歩む最初の一歩です。親が子どもに対して贈ることができる最大のプレゼントは、自立に向けての準備だと私は思っています。子どもが、親に、友達に、その他周りの人々に依存している限りは、自分の道を自分で拓くことはできません。
留学は、その自立を早めます。これまで、親に依存してきた子どもたちは、留学先で苦労します。子どもが依存したということは、親御さんがその依存を許した、あるいは、好んでいたということになりましょうか。留学してからも、親に相談しなければ判断ができない子どももいます。しかしながら、徐々に、自分が判断することの必要性、重要性を悟ってきます。
自立が果たせて始めて自分の道を歩むことができるようになります。
以上のような理由から、ICETのプログラムの中では、生徒が、自立し、自分を理解できるようになることが極めて大事な要素となります。

人々は、どのように夢や希望を叶えるのでしょうか。

どのように、目的を成就し、目標を達成するのでしょうか。

描く夢や目標に達成するためには、そこに至る算段を考えなくてはなりません。

時間、資質、能力、資源、方法、戦略、計画、継続、努力、計算、管理、忍耐など様々な要素が上手に組み合わさるだけでなく、時には、幸運やタイミングなど、天から与えられる恵みも関係するかもしれません。

でも、一番肝心なのは、今、この瞬間に、形に出る積み重ねの積み木をひとつ積み上げている、ということです。

教育理念の実践も同じです。確実な成果を出すためには、明確な目的と目標を持ち、手段や方法を戦略的に、そして、効果的に使わなければなりません。それがカリキュラムです。

ICETには、どんなカリキュラムが組まれているのか・・・

(注)わかりやすくするために番号をつけますが、内容の重みは、番号に比例するものではありません。
1 Acquisition of real communicative English (本当に活きた英語の習得)
生きた英語、使える英語とよく言われます。でも、なかなか、その生きた英語が身に付かないのが、日本の英語教育の今までの実態です。
言語は、4つの機能(読む、聞く、書く、話す)が上手に動いて、始めて自分の道具として使えるようになります。教科書でいくら勉強しても、TOEICで満点取っても、実際の生活や学習の中で活かすことができなければ、何の意味もありません。グローバル世界に出ていくためには、実際に使える英語の習得が不可欠です。
生徒たちは、ESL-English as a Second Language、Academic Reading、Academic Writing、Reading and Literature、Global Issues、Function of Englishといった様々な授業において、英語の習得の訓練を受けます。
キャンパスには、700人の越える生粋のオーストラリア人たちがいます。
家に帰れば、ホストファミリーが待っています。100%英語の世界です。授業とは違って、シナリオの無い生活圏の中で、まさに活きた英語そのものを学習できるところです。学校で習ったことを、復習に使える場所です。
”You can lead a horse to water, but you can’t make it drink” (馬を水辺に引いていくことはできても、水を飲ませることはできない)
ということわざがあります。これは、12世紀にすでに書物の中に出てきているということなので、人々の心は、その人がその気にならない限り、他の人々にはどうすることもできないものなのだ、と昔から人々が感じてきたことのようです。

 

授業や環境は整っています。そこに、生徒のやる気が加われば、成果は約束されています。

 

ミサトさんから、寄稿がありました。

「もう気付けば5月です。オーストラリアは今秋になり暗くなるのが早くなってもうすぐ冬が来ます。
Term 2が始まり、2週間ぐらいが経ちました。

オーストラリアに来て3ヶ月が経ち、当初よりは英語も話せるようになり、 最近はelectiveの授業が楽しくなってきました。
房枝先生に Term 1は慣れる期間、Term2は挑戦の期間と言われました。
Term 1は右も左も分からないオーストラリアですべてに慣れるための期間、Term2はガンガンactionを起こし授業でもがっつり勉強する期間。

留学生活の4分の1が過ぎてしまい、正直今のままで良いのかなとたまに考えてしまいます。
でも、考えて悩む時間も今はもったいないと思って、7ヵ月後なりたい自分になるためにactionを起こしていこうと思います!」

by Misato

以上、ミサトさんからの寄稿でした。なんとタイミングの良い内容でしょう。がんばりましょうね。

1にもAction、2にもAction、3にもAction!

毎日、使えば使うほど、英語はうまくなります。そして、求める成果により一歩ずつ近づいていくことができます。

 

    

    

 

なんとすばらしい日だったでしょう!

生徒一人残らず全員が、波に乗った日でした。

Well done, everyone!

生徒たち一人ひとりがそれぞれ満足ゆく1日を過ごすことができたのはとても嬉しいことです。

  

100m走、200m、400m、800m、1500m、ジャベリン、円盤投げ、砲丸投げ、ハイ・ジャンプ、ジャンプ、100mリレーなどなど、いろいろな種目がありました。

ほぼ全員が、何らかの、あるいは、幾種類かの種目に参加。順位なんて関係無い。参加する、その仲間になる、やってみる、遊び半分、なんでもいい。ともかくも、挑戦に臨んだことがすばらしい! Well done! 本当に何度も褒めてあげたいです、全員の心意気を。

オリンピック紛いの入場式。各ハウスの色に分かれての行進(?) とんぼ返りも見事に決まっていました。

  

  

 

 

 

 

生徒たちが、留学に掲げる目標は、昨日お話しました。
例年、同じものが出てきます。生徒たちに尋ねても、そこに新たに加えたい項目は出てきませんでした。
ICETのプログラムの目的は、下記のことにあります。
・変わりゆく世界に対応できる - 世界は、ものすごい勢いで変わっています。あらゆる分野で。
情報伝達の分野ひとつとっても、わずか5年前と比較しても、まったく違 う世界に私たちは住んでいます。その変化のスピードは、さらに速まることはあっても減速はないでしょう。そのスピードのために、待つということが誰にも難しくなっている今、そのスピードと変化の世界で、若者たちは、どんな世界、環境を自分の周りに創っていくのか。
そのことに対して意識を持つことはもちろん、的確な情報の取捨選択、広い視野での決断、先を見る洞察力、それに対処できる能力などを養っていかなければなりません。
•グローバルな世界で幸福に生きていける - 何が人を幸福にするのか。生徒たちからは、いろいろな答えが戻ってきます。そうした答えを煎じ詰めてみると、2つのことに行き着くように見えます。ひとつは、良い人間関係に恵まれていること。これは、二方向から成るものです。自分が与えられるものがまずひとつ。時代や国や文化環境、家庭環境などは、生まれてくる際には、そして、ある程度大きくなるまでは、誰も選択の余地を持ちません。しかしながら、自立を試みる頃からは、自分の環境づくりに対しては、自分が多いに関与することになります。
問題は、その意識があるかどうか、そして、本当にどういう環境を自分の周りに作りたいかどうか、しっかりと考えているかどうか、です。環境は、必ずしも100%ではなくても、自らが選ぶことができ、創ることができるものであることを若いうちから意識の中に持つことが大事です、特に人間関係においては。
もうひとつの要素は、「自分を生きている」かどうかです。常に自分が成長していることが自覚でき、自分がしたいことが形になり、自分の能力を発揮することができ、自分の夢や願望が叶えられ、自分が存在していることの意義が感じられるということです。
それをこの矛盾に満ちたグローバルの環境の中で実現することがこれからの若者には求められます。なぜなら、日本が日本だけでは存在できない世界になっているからです。もう、どこの国も他の国々でのできごとの影響を受けないで存在することができません。だからこそ、英語という武器を持つことで、グローバルの舞台で自分が考え動くためのアンテナを得ることができます。
現在留学中の生徒を見ても、その両方を手に入れている手ごたえを得ている若者たちは、毎日が本当に充実していると言います。とても良いエネルギーを発散しています。瞳が輝いています。
•グローバルな視点で思考し、判断し、問題解決ができる - これは、グローバル世界で生きるためには、必要不可欠なことです。同じ文化の中にいても誤解や衝突は起きます。ましてや、違う文化、違う言葉、違う習慣、異なる思想を持つ人々を理解し、違いを寛容に受け止め、違いを尊重することは至難の業であり、時には、絶対的に受け入れられない違いもあります。それならば、違いを抹殺すればいいのか、というと、それでは解決にならないことは、世界で絶えることのない紛争や戦争が如実に物語っています。柔軟な発想、新しい解決方法がいろいろなところで求められます。留学は、その手始めであり、手ほどきを受ける場所です。
•グローバルな世界で成功できる。そのための精神、インスピレーション、創造性を身に付ける。 - 留学してきて、思い切ってオーストラリアの生活に飛び込み、現地の人々との交流を上手に展開し始めている生徒たちは、将来グローバルな世界で成功を治める可能性が大きいと言っていいのではないでしょうか。
確かに今は、見守られ、大事にされています。でも、その中でも、本当に良い交流を展開するためには、自らそれを求め、コミュニケーションを図り、努力を継続しなければ、本物の交流は生まれてきません。Comfort Zoneを出て、新しい世界を開拓していくことができる精神、そして、それを可能にする方法を生み出す発想、やってみる勇気と元気、たかが日常の友だちとのことであっても、やがては、それが、おおきな成功にとつながっていきます。
明日からは、折りを見て、では、具体的には、どうやってこれらの目標を達成していくのか、ということをお話したいと思います。
下書きでは、行間がたくさんあるのですが、プレビューにすると全部の文章が行間なく詰まっています。写真の並べ方が上手に行かないのと同様、行間も直すことがどうもうまくできませんので、このまま公開にします。読みにくい部分は、どうぞご容赦いただければ幸いです。

DHSのコンサート・バンドがコンクールに参加しました。

ミズホさん、コウスケ(F)君、マユさん、アリサさんの4人が、昨日他校に演奏訪問し、優勝してきたとのこと。おめでとう!! このコンサートバンドは、学校行事の折には、いつも引っ張り出されて演奏します。6月にあるSOPAという演奏会には、必ずオープニングを担当します。ということは、この4名もステージで演奏することになります。

先日の「ソーラン節」と和太鼓も、SOPAの演目のひとつとして決定になったということなので、楽しみです。

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土曜日のNB校の始まりについて、宏子先生から次のようなお便りがありました。

「(金曜日)まさかあのようにたくさんの生徒さんたちを前にお話することになるとは思っておりませんでしたので、大変びっくりすると同時に感謝の気持ちでいっぱいです。また、生徒さんたちの活気が伝わってきて、本当に嬉しかったです。
さらに、とても懐かしく思いました。

土曜日は14人の生徒さんたちが始業式に集まってくださいました。先生方の打ち合わせの時間9時10分には集まっていてくださり、顔合わせをした後、始業式となりました。

まりあさん、ひかるさん、えりなさん、りかさん、かずこさん、みゆさんが各クラスに入ってお手伝いいただきました。
みなさん、とても楽しかったとのことで安心いたしました。特に私のクラスに入ってくださったかずこさんは、日本での職業体験でも幼稚園での指導を経験していらしたそうで、的確に生徒の補佐をしてくださり、ありがたかったです。

すばらしい生徒さんたちで、これからが楽しみです。
本当にありがとうございました。」

以上、宏子先生からのコメントでした。ありがたいことです。

*****

さて、早くも5月です。

3ヶ月が過ぎて、留学の4分の一ちょっとが過ぎたことになります。まだ、この時期に、すでに焦りを感じている生徒がいます。上手にならないのではないか、と。

明白に言えることは、今この瞬間を大事にしなさい、ということです。ということは、今できることを情熱をもって最大幅でこなしなさい、ということです。そうすることで、生徒たちの留学の目的は、必ず叶います。

留学してくる生徒たちが、目的として掲げるのは、毎年、決まって、次のようなことです。

自立する

世界を視る

異文化に触れる

自分の力を試す

自分の力を付ける
人間的な成長
英語力を付ける
といったことです。このいずれもが、ICETのプログラムが提供していることをフルに利用したら、すべて叶うことです。
フルに利用するということは、授業で、キャンパスで、ホストファミリーで、地域社会で、あらゆる機会を自分で捉え、自分のために活用するということです。そこには、意識が必要です。勇気が必要とされます。チャレンジ精神が必要とされます。優先事項を決める判断力が必要とされます。自制し自律する意思が必要とされます。
ほとんどの生徒たちは、しっかりとそれをわかっています。でも、頭でわかっていてもダメなのです、実行、アクションが伴わないと。
目的の成就は、今、この瞬間のアクションの積み重ねのみがもたらすものだからです。