有効数字という言葉をお聞きになったことがありますか?

 今日、始めて、これがどういうものかを習いました。

 先週、今週は、何かわからないことがあって飛び込んでくる生徒たちがいるかもしれない、とできるだけ学校内のICETの職員室に常駐しています。実にいろいろなことが起こります。生徒だけではなく、思わぬ訪問客もあります。

 「日本語には、カルキュレーターという言葉はないの? タイムとか、マップとか、英語が日本語になっている言葉があるでしょう。カルキュレーターは日本語にはないの? Significant figure をどう説明したらいいと思う? 数学じゃないんだよ、言葉なんだよ。数学がわからないんじゃないんだ。英語がわからないから、数学がわからないように見えるんだよ。あの子たちは、みんないい子たちだ。だから、数学も伸びて欲しいんだ。手伝ってくれ!」と、数学の先生が飛び込んでみえました。

 Significant figureって? ちゃんと定義があって、先生が丁寧に説明してくださいました。「でも、そんなこと説明している時間が授業中には、ない。だから、それがわかっている前提で進まなきゃならない。授業中に一緒にいて日本語で説明してくれるとありがたいんだが・・・」

 最終的に、語彙を日本語でしっかりと説明しておきさえすれば、授業がもっと理解でき、数学の問題も解けるようになるのでは・・・という結論になり、教科書を1冊分けていただきました。久々(何十年ぶりでしょ!)に、数学の教科書を広げ、ちょっと楽しくなりました。

 でも、あとで、このsignificant figureを日本語でなんていうのだろうと辞書を引いてみたら、「有効数字」とありました。有効数字??? 聞いたこともない。どうやら、数学も、英語で学ぶときには英語で学んだほうがわかりやすそうです。

 PASSと呼ばれる体育の授業があります。大人気です。最初の4週間は、サーフィンに行きます。担当の先生が、「月曜日から始まるけれど、バスに乗り切れない場合には、数人かもしれないけれど、ICETのスタッフの助けが必要となるので、ついては、誰に行ってもらえるだろうか」とICETの職員室に訪ねてみえました。先日来、この話が出ていて、スー先生に次の4週間、お願いすることになっています。

 学校のミニ・バスに乗り切れないほどに、受けてくださったことにお礼を申しあげたら、こんなお話をしてくださいました。

 「言葉が通じないと、ICETの生徒たちが、どれだけこの授業のメリットを受けているのかよくわからない。でも、僕は、ICETのある生徒から、帰国の際にカードをもらって、何も言わない静かな生徒が、こんなにもこの授業を楽しんでいたのだとわかってからは、できるだけ、ICETの生徒を参加させてやりたいと思っているんだ。日本ではできないサーフィンや他のいろいろなスポーツをすることができて、本当に楽しかった、ありがとう、というカードだったよ。」

 と。1枚のカードがこんなにも先生の気持ちを昂揚させるものなのですね。

 バスには乗り切れない数でも、サーフィンは、プロの人たちが付きますので、人数が多くてもそこは心配要りません。

 でも、サーフィンをするには、最低でも50m泳げないとダメ、という条件があります。来週の月曜日には、まず、最初にビーチにある海水プールで泳ぎのテストをするそうです。先日、希望者のリストを見た際には、泳げないという人が数名いましたので、50m泳げないということになると、サーフィンはできないことになります。がっかりすることになりそうな生徒たちがいそうです・・・ 

 こんな感じでバタバタと1日が過ぎていきます。

 個人面談の約3分の2が終了しました。

 選択授業がさっぱりわからない、というのは大半です。それにもかかわらず、大方が、学校も家も楽しいと感じているようです。おもしろいですね。こんなに楽しくていいのだろうかと思うほどに楽しいという生徒たちもいます。

 ホストのことで困っていることがあれば、直後に、スー先生に話を聞いていただき、勉強で困っていることがあれば、それぞれの先生にアドバイスを得るという形で面談は進んでいます。試行錯誤を重ねながらも、みんな一生懸命がんばっています。

 特別のことがあれば、日本のご家庭にご連絡させていただくこともございます。でも、それぞれに様子をお伝えしたいと思いますので、Eメールを送っていただけますとありがたいです。

 fusae@icet.edu.au です。

 

SRC

  SRCの選挙がありました。

 SRC (School Representative Council)というのは、以前お話したかもしれませんが、日本でいったら生徒会のようなものです。

 各学年から数名のSRCメンバーが選出され、スクール・キャプテンの下で、学校内のリーダーチームを形成します。

 ICETからは、毎年1年組と11年生からそれぞれ2名まで代表を送ることができます。12年生になると、SRCという名ではなく、Prefect(模範生)という名前で奉仕します。

 11年生からは、去年SRCを勤めたツバサ君が立候補しています。立候補が一人しかいないので、自動的に選出されます。先日、SRC担当の先生が、わざわざ “He is  a very good representative. ( いい代表よ)” と、それだけを言うためにICETのオフィスまで来てくださったくらいなので、誇りを持って送り出すことができます。

 1年組からは、4人の立候補がありました。カズコさん、ユリナさん、ユリエさん、そして、セイヤ君。

 4名は、今日の午後に全員の前で、なぜSRCのメンバーとして選出されるにふさわしいか、選出されたら何をするか、といったことを英語でスピーチしました。それぞれ、力強く訴えました。

 投票が行われ、発表は、明日か木曜日になります。

 誰が選ばれるにせよ、立候補した心意気を称えます。

 

 

 赤ちゃんは、産まれた瞬間に、生命を維持することを学びます。

 呼吸する。泣く。おっぱいを吸う。

 この3つを短時間でマスターします。これをマスターしないと生きていけません。

 留学は、赤ちゃんが産まれた時に体験したことについで、衝撃的な体験だろうと思います。

 言葉、食べ物、慣れた居心地のいい自分の空間、周囲の環境、人間関係、痒いところに手が届く親御さんのケア、好きなことが好きなようにできる時間・・・ そうしたものすべてが一挙に剥奪され、丸っきり幼児に戻ったような、それだけではなく、手足を縛られ、口ぐつわをはめられた状態に置かれます。耳に入ることは、なんとなくしかわからない。わかったようなわからないような、だから、不安。疑心暗鬼にもなる。言いたいことはほとんど言えない。言えないから欲求不満が残る。

 そんな状況にストレスが起こらないはずがありません。

 静かな時間を持ちたいのに小さな子供が来て離れない。休日の朝、ゆっくりしたいのに7時半には朝食。夜8時となればみんな寝室に入ってしまいどうしていいのかわからないし、そんな状態に怒りさえ感じてしまう。ホストシスターに話しかけてもろくな返事が戻ってこない。ホストブラザーは自分の部屋から出てこない。子供がよく泣く。親が子供をよく怒る。食事の時の話に入いれない。食べ物がどうも口に合わない。家のインターネットを使っていいと言ってくれるけれど、スピードが遅い。遊びに来た親戚の子が自分のベッドの上ではね、散らかす。バスの時間がよくわからない。道を間違える。電話をかけようと思ってもなんて言えばいいのかわからない。単語でしか話せない。聞き取れない。語学力のない自分がいやになる・・・・  

 そんな時、どんなふうに対処したらいいのでしょう。  

 対処の仕方がわからないと、ストレスで、ボツボツが出たり、熱が出たり、頭痛がしたり。今日は、全身に発疹が出て、ドクターに行く場面もありました。辛さで涙が出る場面もありました。嫌気が差して笑顔が消えてしまう場面もありました。

 留学の当たり前の毎日になってきました。

 それぞれの状況によって対処の仕方は違いますが、基本的には、negotiate(交渉する)が常道です。

 ストレスの根本は、自分がしたいこと、願うこと、と現実のギャップから生じるものなので、そのギャップが大きければ大きいほど、ストレスも大きくなります。ギャップを縮めるためには、自分がしたいことを周りに伝え、それが可能になるような状況を作り出すことに協力してもらうよう交渉することが一番の近道です。

 でも、これが、日本人にはなかなかできません。がまんしてしまったほうが、簡単なのです。何も言わないほうが、らくなのです。

 この交渉をすることが、コミュニケーションの1歩でもあるのですが、それは、初めは、大変な勇気を要することなのですね。

 でも、今日は、「まずは自分でやってみる」という生徒がたくさんいました。それが大事です。

 ホストファミリーも、先生たちから、「ところで・・・」などと持ち出されるよりも、直接に、生徒から、こうしたい、こうでありたい、と言われるほうがよほど嬉しいし、言われたら、できるだけのことをしてあげたいと感じるものです。

  ともかくもやってみる。Have it a go! の精神でぶつかりましょう。 

 

 今日は、Fiona Shannon(フィオナ・シャノン)さんのお家で、partyがありました。

 フィオナさんは、ICETの会計・事務全般を担当するビジネス・マネージャーです。保護者からお預かりした授業料を政府の管轄下で管理しています。普段は、生徒たちの前に姿を見せることはほとんど無いのですが、ビザや旅行のアレンジなど縁の下の力持ちの存在です。ここ2年は、後半のケアンズへの旅にも引率をしています。

 シャノン家の三男のDavidが、9月から岡山学芸館高等学校でお世話になり、ミユウさんのお家にお世話になりました。Davidは、今年DHSに留学してきた多くの生徒たちと友だちになりました。

 シャノン家では、Davidが渡辺家の皆様にとてもよくしていただいたこと、そして、学校でたくさんのお友だちに恵まれたことをとても感謝し、みんなが到着したらパーティを開くのだと、とても楽しみにしていました。

 

 

 

 

 

 

 たくさんのご馳走が並びました。ニブルズと呼ばれる各種スナック、パンにはさんだミニ・ソーセージ、チキンのから揚げ、チョコレート・ケーキ、チョコレート・クラックルズ、パブロバなどなど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  お天気にも恵まれました。

 

 

 

 Manly Dailyというローカル新聞があります。

 2月4日(土)に、Building Better Bridgeという記事が掲載されました。DHSの生徒、タムゼンとジョーダンが岡山学芸館高等学校で6週間過ごし、ジョーダンの談話として掲載されています。

http://digitaledition.manlydaily.com.au/default.aspx#folio=027

 クリックして開けてみてください。

 以下、内容の簡単な要約です。

 「本当にすばらしい機会だった。」

 「ホストファミリーが、至れり尽くせりのケアをしてくださり、ホスト・ブラザーのセイヤは、自室を自分のために解放してくれた。」

 最初の3週間は学校での授業、残りの時間は文化と歴史を学ぶために各所を訪れた。

 「日本の生徒たちが一生懸命勉強することに驚いた。学校は朝8時から6時まで。クラブ活動や補習がある。ホストブラザーは、夕食後夜中まで勉強していた。」

 ハイライトは、広島への旅だった。

 「留学したことで、日本語がとても上達した。流暢には話せなくても、会話が続けられるようになった。」

 ジョーダンのホストブラザーのセイヤと、タムゼンのホストシスターのマユは、今年1年留学生としてDHSで過ごす。

 ICETは、英語学校であり、過去22年間DHSに本拠を置いている。

 ICETは、英語を学習し豪の文化に溶け込む機会を提供し、それが日本で単位として認可される。

 今年は、9年生、10年生、11年生に合計29名の生徒が留学している。

 DHSの数学と2つの選択教科、そして、英語の集中講義を履修する。

 といったことが書かれています。

 1年前の今頃、オーストラリアのクイーンスランド州が大洪水の被害に遭いました。続いてビクトリア州。

 今年もまた、NSW州の北部とクイーンスランド州の一部が洪水に見舞われています。日本の北陸から東北地方は豪雪で皆さんご苦労されています。

 去年は、その後に、ニュージーランドの地震、日本の地震と津波が続きました。今年は、自然が穏やかでいてくれることを願うのみです。

 学校の中で具体的にはどんな活動があるのか、Blues Pointが与えられるものをご紹介します。

 日本の学校でクラブ活動として実施されているものは、こちらでは全部、地域の人々によって組織されているので、学校内で実施されているものは、ほとんどが選択教科の延長上にあります。

 ○ ミュージック関係

   コンサートバンド1・2 ステージバンド  ミュージック・アンサンブル  ボーカル・アンサンブル  ロックバンド

 ○ ダンス関係

  ダンス・アンサンブル  ロック・エステッドフォド(ミュージカル)  ロック・エステッドフォドの舞台装置制作  

 ○ ドラマ関係

 ドラマ・アンサンブル

 ○ SOPA (音楽、演劇、ダンスを合わせた舞台公演)

 SOPA出演 (学芸館の生徒たちが用意している「よさこい」を舞台に上げるのが、今年の目標のひとつです)  SOPAの舞台装置制作

 ○ 美術展

 写真、絵画、彫刻など自分の作品を時間をかけて制作し、展覧会で展示します。

 ○ ファッション・ショー

 洋服やドレスなどを制作し、ファッションショーで観客の前で披露します。

 ○ アカデミック・コンペ

 数学や科学など、自信のある人は、州や国が実施しているコンペティッションに参加することができます。

 ○ エコ・クラブ

 キャンパス内にある有機野菜の畑の手入れをしたり、毎週木曜日に採れた野菜や花を学校内の先生たちに売って歩いたり、環境について学びます。多くの先生がたが待ってみえるので、毎週、あっという間に売れてしまいます。値段がなく、先生がたが適宜に小銭を入れます。寄付として多めに払う先生たちもおられます。

 ○ キャンティーンのお手伝い

 キャンティーンと呼ばれる売店があります。Morning TeaとLunch Timeに、フルーツ、サンドイッチ、スナックなどが買えます。保護者がボランティアで交代で開いてくださっています。カップ・ラーメンや巻き寿司が人気。ここでお手伝いをすることが可能です。

 ○ スポーツ関係

 水泳大会、アスレティック大会、クロス・カントリーなど、学校中が応援にかけつけるようなものがあります。得意な人は、ここで名を売ります。ICETの生徒が参加すれば、たくさんの応援をもらえるのですが、なかなか勇気が要ることのようです。再来週には、水泳大会があるので、泳げる人たちは、ぜひとも参加して欲しいですネ。

 その他、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、クリケット、ネットボールなどがあります。

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 毎日が楽しく仕方がない生徒もいれば、すでに日本に帰りたい気持ちを募らせている生徒もいます。日本を恋しく思うのは自然のことです。

 過去にこんな例がありました。最初、毎日涙を流して、日本に帰りたいというのです。ホストファミリーも優しくしてくださり、日本のお家とも頻繁に連絡を取り合い、いろいろな手が尽くされたのですが、帰りたいと泣きます。あまりにも長く続くので、帰国することにしようかと尋ねると、帰らないと首を振ります。涙が笑顔に変わるまでに、丸1ヶ月かかりました。

 その生徒は、スクール・バンドで1年間活躍し、最後は、今度は日本に帰るのがいやだと、また1週間毎日涙をこぼすのです。本当に珍しいケースでしたが、でも、留学というのものがどれほどに大きく心を揺さぶるものなのかということはよくわかります。

 1年間帰りたい、帰りたいを連発しながら、でも、がんばり通した生徒もいます。

 1年間が人生で最高に楽しい年と感じる生徒、逆に苦労が絶えない生徒、新しい生活への対応・融合の仕方は大きく違います。留学の理由、達成目標、性格、それまでの生活態度、学習への姿勢、日本に残した人たちとの関係等々、いろいろなことが絡み合って影響するのでしょう。

 すでに帰りたいという気持ちになっている生徒は、常に意識的な努力を要する留学の現実が、日本の快適さの中で想像していたものとはあまりに違い、そのギャップに、今は、圧倒されているのでしょう。

 今週はずっと雨続きでした。週末の今日は、久々のすばらしい快晴となりました。この青空の下で、シドニーの美しさに感動し、ホストやお友だちと楽しい時間を過ごしたら、気持ちの切り替えができるかもしれませんね。

 DHSには、ブルー・ポイントと呼ばれるものがあります。

 課外行事に参加した時、宿題やアサインメントを一生懸命した時、スポーツで活躍した時、学校に貢献した時などに与えられます。

 たとえば、学校のコンサートバンドに1年参加すれば50ポイント。スポーツで学校代表になれば5ポイント、州大会まで行けば20ポイント。エコ・クラブに所属すれば30ポイント。授業で特別に褒められるようなことがあれば5ポイント等々。

 来週選挙が行われるSRC(School Representative Council – 日本の生徒会のようなもの)に選ばれれば30ポイント。SRCは、Blues Pointsがもらえるだけでなく、リーダーシップのための合宿があったり、様々なミーティングに参加したり、普通ではできない体験をすることができます。

 来週選挙があるので、われこそは、と思う生徒は、今週末に英語のスピーチを準備してくることになっています。数名が意欲を見せています。 

 上記は、ほんの一部の例ですが、学校生活のいろいろな場面で生徒が活躍することが奨励されています。

 年間に225ポイント集めれば、Blues Points Awardという特別賞が与えられます。ICETの生徒にも手が届く範囲のものですので、ぜひ、挑戦して欲しいですネ。

 この他にも、DHSでは、ボランティア活動に従事した場合に、NSW州の知事賞が与えられます。年間20時間がブロンズ、40時間がシルバー、60時間がコールドです。2年間で80時間ならダイアモンド賞。

 ICETの去年の生徒の中には、留学中の1年間で80時間を超え、ダイアモンド賞を受賞した生徒が数人いました。

 こうした行事に積極的に参加すればするほど体験の幅が広がり、学校生活の中に本当に浸透し、充実した日々を送ることができます。

 待っていても機会は来ません。自ら飛び込んでいかないと。

 飛び込まなければ、「退屈でつまらない」毎日となり、飛び込んでいけば、「楽しくてしかたがない」毎日となります。

 どちらを選択するかは、生徒次第です。

 

 

 オーストラリアの学校は、1年が4学期に分割されています。

 10週間学校に行き、2週間休み。これを3回繰り返します。そして、最後の4学期の10週間が終わったら、クリスマス・ホリデー。翌年の新学期まで約6~7週間の休暇となります。

 今週は、Term1(1学期)の2週目に相当します。

 1学期には、レクリエーション・スポーツがあり、7年生から10年生まで全員参加します。

 バスケット・ボール、サッカー、クリケット、ラグビー、テニス、サーフィン、ビーチ及び林間ウオーキング、2種類のフィットネス、乗馬などがあります。学校内でできるもの、毎週バスで出かけるものと種類によって、場所によって異なります。昨日の全校集会で赤いポロシャツを着ていたのは、スポーツの日だからです。朝から、スポーツウエアで学校に来ます。

 自分のしたいものが決まり、さて、と張り切ったら、今週は無しということで、ちょっとがっかり・・・

 2学期になると、対抗試合が始まります。他校に出向いたり、他校から訪問してきたり。これがあるから、州全部の学校が同じ日にスポーツをする必要があるのですね。勝ち抜き戦をしていきます。

 4学期には、また、レクリエーション・スポーツに戻ります。上手に組めば、年間を通して5つの種類のスポーツを楽しむことができます。

 生徒たちの時間割には、選択授業と呼ばれているものがあります。

 音楽、ダンス、ドラマ、科学、数学、現代史、古代史、木工、繊維とデザイン、オート(自動車)、美術、社会と文化、マルチ・メディア、フード・テクノロジー、PASS (スポーツ)などの中から、3教科選びます。日本人の生徒には、数学が必修なので、数学+2科目ということになります。

 マルチ・メディアの授業で早速アサインメントをもらったようです。アサインメントというのは、ひとつのプロジェクトを数週間かけて、リサーチし、制作する宿題です。これは、パワー・ポイントを使って、ホリデー・スポットの宣伝を作るというものでした。課題が半分しかわからないから余計に焦るのでしょう。最初は、「こんなのできない、どうしよう」と焦っていたのが、しっかりとわかったら、「よっしゃ、やったるゾ。絶対、いいもの作ったるワ!」と教室に戻って行きました。

 張り切っている様子がビンビンと伝わってきます。なんとも、気持ちいいですネ。

 アサインメントは、科目によって内容が様々に異なります。完成まで時間が数週間あるので、生徒たちには、楽しいものです。ことに、何かを造り出すものであれば。9年生、10年生には、実習を伴うものが多いです。

 1週間の時間割は、1日6時限、週30時限です。

 スポーツと選択授業で、ちょうど、半分。残りの半分は、次の科目が入ります。

 Academic Reading (異なる種類の英文に触れ、読む訓練をします。読解は、他のすべての教科に関係してきます)

 ESL – English as a Second Language (文法を含む英語の構成を学び、語彙を増やします)

 Function of English (Formalな英語の使い方など英語の機能的な使用方法を学びます)

 Reading and Literature (文学作品を読んで主人公の性格や物語の構成を勉強します)

 Global Issues (世界のできごと。大きなニュースや環境問題、社会問題などについて学び、議論します)

 CAPD (唯一日本語で行われる授業です。世界で起きていること、世界の中の日本、留学中の精神的な成長などについて学習します)

 

 11年生と12年生は、全教科が、選択教科ですので、その大変さは、押して知るべし、というところでしょうか。でも、元気で勉強しています。11年生になると、大学のように空き時間が出てくるのですが、たまたま用事で探していたら、図書館で勉強していました。さすが、上級生です。

以下、コウスケF君。

 「ホストの両親との会話が少なかった気がする。こっちは時間がルーズ。言葉が大変。ホストブラザーズとは仲良くできている。家の周りの店をもっと知りたい。

 中国人、韓国人が多い。日本人は少ない。

 よく、祖父母、いとこと一緒に食事をする。早くスムーズな会話がしたい。テレビゲームとか、日本のゲームが人気。食事のボリュームがすごい。こっちにいると日本の情報が知りたくなる。オーストラリアの国の事情やニュースをたくさん知りたい。

 日本に対するオーストラリア人のイメージは、非常に良い。ホストの祖父の日本のイメージは、とてもきれいだった。こっちに来てから日本人っていう意識が強くなった。

 洗濯がとても大雑把。」

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 以下、ミユさんです。

 「オーストラリアへ来て1週間が経ちました。すでに日本ではできない体験をたくさんしました。出来るかな?と考える前に、とりあえず挑戦してみることにしています。意外としてみたら出来ることってたくさんあります。

 オーストラリアでの生活は当たり前だけど、英語、英語、英語! 見るもの、聞くもの、匂うもの、食べるもの感じることすべてが日本での生活と全く違います。もちろん全てが違うので、大変なことはたくさんありますが、その中で新しい発見もたくさんあります。

 私は、ホストファミリーが大好きです。とても優しくまるで自分の子供のように接してくれます。週末には家族で買い物に行き、ホストブラザーとその友人とピザを作ったり、卓球を4時間も一緒にしました。途中からお母さんも一緒に参戦しました! ホストマザーと一緒に料理する時間も大好きです。毎日一緒に料理を作っています!

 これからの1年がとても楽しみです。」

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 以下、ハルノさんです。

 「Australiaに到着して1週間が経ちました。

 日本の高校からSydneyに来たのは、私一人なので、日本人のなかでの交友関係もAustralianとの関係も、一人で飛び込んでいかなきゃなりません。どちらも、comfort zone(居心地のよいところ)がすでにできている関係の中に入るには、とても勇気が要りました。しかし、自分が待っているだけでは何も変わらないと、自分から話しかけてみると、みんなが気さくでなんとか一緒にやっていけています。

 Host sisterのErinは、私がわかるまでゆっくりと説明してくれるので、とてもありがたいです。

 1月27日にあったDHSの人との交流では、自分が英語をあまり理解できなくてもジェスチャーや表情で伝えることができることを身をもって感じたので、初めはジェスチャーだけでもいいんだ、と思うことができました。

 一人での留学はとても寂しいですが、ほかにも岡山や大阪の人たちがいるので、なんとかがんばれる気がします。」

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 以下、シュウ君です。

 「オーストラリアに来て1週間が経ちました。オーストラリアは、言葉や文化、生活様式すべてが違い、困惑することが多々ありますが、それを発見するたびに今ボクは留学しているんだとすごく感じることができます。

 ホストファミリーはとても優しくおもしろいです。うまく聞き取れなかったり話せない時もありますが、その場その場を上手に対処することができました。これからも、あきらめず、しつこく英語を活用したいと思います。」

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 以下、ユリナさんです。

 「日本を旅立ち、オーストラリアへ来て1週間が経ちました。今となれば、日本を旅立つ時に抱えていた不安はどこに行ったのやら・・・

 ホストファミリーはみんな忙しい日が多くて、まだ、買い物ぐらいしか一緒に出かけてないから、いろんな場所に行きたい。

 オーストラリアに到着して最初に向かった先は、camp場。私たちは、この事についてあまり知らず、campがあると言う事しか伝えられていなかったし、どういう感じのものか(合宿場か、本当のcampか等)を知らなかったから、それに対する用意も十分になく多少困った。だけど、そこはチームワークで何とかなった。

 チームワークを育めた点では良いcampとなったが、もう少し情報を知りたかったかな・・

 ホストファミリーの家に入って、知ったこと、思ったこと・・・

・ 水が本当に大切。様々な場面で節約されている

・ 電気も同じで、無駄使いは本当にしない

・ 自分の部屋のドアは寝る時以外閉めない

・ 心配しすぎ

・ 思ったことはちゃんと言う。心に秘めておかない

 日本人と一緒にいることは本当に楽しく過ごせる。ホスト等に関してもいろんな情報を知ることができる。でも、それと引き換えに、自分たちのEnglishは向上しない。だから、なるべく日本人とは一緒にいないようにするけれど、楽しみを一つなくすのは悲しいから、情報交換や楽しみの一つとして使っていこうと思う。」

  

  以下、コウスケM君の感想文です。

 「オーストラリアに来て1週間経ちましたが、日本がとても豊かで良い国だと改めて感じました。たとえば、日本では、バスタオルやタオルは、毎日新しいものを使いますが、こちらでは、バスタオルは、使うと乾燥させてまた使います。1週間に一度しか交換しません。

 でも、オーストラリアにもいいところはあります。たとえば、スーパーでDVDを借りられます。

 これから先、長いですが、がんばります。」

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 以下、ハクヤ君の感想文です。

 「少し部屋にこもりがちかな、と思った。やはり、言語が通じないのが大変。もっと、同じサッカーのクラブの仲間と話したいが、どのように話を切り出したら良いか・・・ それ以前に会話が成り立たないだろうという心配がある。家ではとりあえず、もっと会話を増やしたい。

 正直これからが心配だ。でも、やっていけると信じたい。」

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 以下、ユウ君です。

 「夏は日本より寒い。

 半そで、半パンを勧められる。

 時間にルーズな人が多い。

 寝る時間が早くてラク。

 日本の人が意外と少ない。

 ホストが優しい。

 水が使える量が多い。

 思っていたより、朝起きるのが遅い。

 スーパーが広いけど、品数が少ない。」

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 以下、ひかるさんです。

 「オーストラリアに来て、もう1週間。早いですね~。

 Host familyの人たちもとても優しくて楽しいです。子供がいるので、すごくにぎやかで疲れるときもありますが、かわいくて、毎日が楽し過ぎます。でも、まだ、慣れていないので、色々な場面で分からないことがあります。

 ご飯を食べられないけれど、でも、まだ、1週間なので、これから慣れていけばいいなと思います。

 はじめての学校は、まだまだわからないことはたくさんありますが、出来るだけ日本人の人たちといないようにし、DavidsonのYr 9の友だちと仲良くがんばります。」

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以下、エリナさんです。

 「Tea timeが多いのが一番初めに驚きました。ご飯食べてtea、また食べてtea… 太りました(笑)

 次に、家族で過ごす時間がたくさんあることです。私はいつも部活をしていたので、日本では、あまり過ごす時間がありませんでした。

 日が長いことも驚きました。寝る少し前まで、明るいので時間の感覚がすでにおかしいです。自分のトイレとバスルームがあること。雨が降っても止むとじめつかないこと。こっちに来て何もかもが日本と違いました。

 まだまだお母さんにやってもらっていたことがたくさんあり、自立できていなくて、「ああ、こんなに大変なんだ」と思うことがありました。

 これから学校が始まります。文化を受け入れて過ごすことに胸が躍っています。だけど、少し心配です。これからまだまだ長いです。長いようで短いです。複雑です!」