ICETの教育が目指すもの

未来は、今日の教育に託されています。  凄まじい勢いで変わりゆく社会や世界で活躍し貢献できるためには、変化に上手に対応できる能力や技術、そして、何よりも健全でしなやかな心を持つ個々の資質の育成が求められます。

 

ICETの留学プログラムの創設の裏には、一人一人の若者が充実した人生を歩むことができ、活躍の舞台を日本から世界に広げ、個人の達成が社会や世界への貢献となるような成長を遂げる礎を築いて欲しいという強い願い込められています。

 

大志を抱く

理想や夢、社会のために役立つ大志があってはじめて自らの人生を大きく拓くことができます。物的に豊かになることのみが成功と捉えがちな昨今の時代の流れの中で、社会や国が豊かになればなるほど、多くの若者が心のよりどころをつかめなくなり、空虚な人生観を持つようになってきています。今こそ大志を抱き、夢を追い、人生に目的や目標を持つ時です。留学は、その夢を広げる場です。

 

知識・知性・教養

しっかりと積み上げられた知識、その知識を上手に使いこなせる知性と教養は、豊かな精神生活の土台となるものです。コミュニケーションも問題解決方法もグローバルな視野と規模が必要です。グローバルな視野は、世界に起こっていることやその背景を日本の中での理解とは違う角度から理解することから始まります。ICETの教育は、知識の積み重ねに留まらず、その応用をリサーチ、議論、エッセイなどを通じて、自己の見解をまとめ意見を表明するという形で推進します。

 

高いレベルの言語能力の習得

インターネット上の無限の情報の恩恵を上手に利用し、グローバル社会に参入するためには、英語の習得は欠かせません。言葉はその人を表すものです。日本語と同様、英語にも言語としての品と専門性があります。ICETの英語教育は、単に受験のための学習ではありません。もっと遠い将来を見据えて、英語が自分の言語として、大学での勉学にも、そして、将来社会に出てビジネスの上でも機能するものとしての習得を目指すものです。熱心で優秀な教師のもとで、高校生だからこそ、そして、英語環境に住んでいるからこそ、可能なことです。

 

実践を通しての国際理解

異文化は、理論や言葉だけでは本当の理解には至りません。違う民族、違う人種の人々と実際の交流を通して、相違や類似に感動し、衝撃を受け、徐々に体得できるものです。背後にあるものを理解し、寛容に受け入れ、そして、違いは違いとして尊重することが異文化理解・国際理解につながっていきます。多民族多文化の人々が平穏に暮らす治安の良いオーストラリアでの留学生活は、それを実践で体得する場です。

 

厳しさの体験

人間がひとり立ちし、社会の責任ある一員となるためには、厳しさが必要であることは、「かわいい子には旅をさせよ」「他人の飯を食わせよ」という格言によく表れています。困難や問題にぶつかり、解決方法を見出し、責任の重さを背負うことが当たり前の留学生活は、自立を促し、自分の人生を創ることの喜びを見出す場です。教育のひとつの大きな目的は、自己をわかっている独立独歩の責任ある社会人を生み出すことであり、留学は、その最初の大きなステップです。

 

価値観・倫理観の高揚

良き市民として地域に、そして、広くグローバルに貢献できる資質は、健全な価値観、高い倫理感、地球社会を共有する責任感に支えられたものであってこそ輝きを帯びます。日本語と英語のふたつの言語の高いレベルでの修得を通じて、世界に誇る日本の豊かな文化の中で培われたアイデンティティを再認識し、広い世界に通ずる教養、視野、礼節、価値観、道徳観などの修得をICETの教育内容は重んじています。

原田 房枝